宇宙は続くよどこまでも

最近WOWOWで「宇宙戦艦ヤマト」の劇場版一挙公開という、なかなか興味深い企画をやっていて、しっかり全作鑑賞してしまった。しかし、森雪のセクシーさは宇宙に知れ渡るな。
で、冒頭は必ず「無限に広がる大宇宙・・・」と始まる訳だが、ほんとに宇宙ってのは無限である。
もはや人間の想像力の及ぶところではない。
宇宙の果てってのは、光速(?)に近い速度で外に外に広がっているのだが、外に外にって、宇宙の外が有るのかよ?ってのは、僕の積年の疑問であった。
そもそも、熱量っていうのは全宇宙空間で一定のわけだから、広がれば広がるほど、宇宙の平均温度は下がっていくわけだ。
ところが、どうやら宇宙の温度というのは、広がっているにもかかわらず、下がっていないらしい。無から有が発生する訳が無いのだから、つじつまが合わないなあと思っていると、また最近新たな説が出てきて、「隣の暖かい宇宙から、熱量を獲得している」とのこと。
つまり、僕たちが生活している宇宙のとなりに、また宇宙があるという説だ。
なるほど、宇宙は外に外に広がっていけるはずである。
要は宇宙の集合体が大宇宙を形成している訳だ。
にしても、じゃあ、大宇宙の外はどうなっているのかという、まさに無限ループな疑問が出てくるわけで、そもそも、なんで宇宙などがあるのかという根源的な疑問に行き着く。
”無”であるなら納得も出来ようものの、”有”の始まりは何なのか、無から有ってのはあり得ないのに、なぜ世界は”有る”のか?
と思っていると、驚いたことに、こんな現象が宇宙で確認されたそうだ。
まったく何もない空白の空間に突然物質が現れ、対照点滅を繰り返した。
無から有が発生したのである。
人間の想像力は無限大というが、宇宙の果てまではとてもとても。