ネパール二日目

とくに何の推敲もなく、だらだらと現地で書いているだけなので、内容はご容赦下さい。
えー、飛行機でポカラに来ました。
ポカラは、ネパールではカトマンズと並ぶ観光スポットで、だいたいのツーリストはここにくるみたいです。
売りとしては、ヒマラヤが見える。きれいらしい。
が、天気が悪く、大きな積乱雲が覆い被さっているため、さっぱり見えません。
ポカラからヒマラヤを取ると、土産物屋がならぶのどかな町となります。
そののどかな土産物ストリートを冷やかしながら歩いていると、昨日の「世界旅行社」でツアーを組んだ女の子に会いました。Aさんという人です。
顔を見合わせてすぐ分かったのですが、二人ともすることが無くて途方にくれていたのです。
ちょっと話し合い、タクシーをチャーターして、郊外にある大きな滝と、チベット難民キャンプを見に行くことにしました。
滝の方は結構な奇景で、雨季の後のせいか、ものすごい水量の流れが洞窟に突入していく感じです。巻き上がる水蒸気で、辺り一面くもり、露天風呂に囲まれているような錯覚を覚えます。
そのままタクシーのおっちゃんを待たせ、チベット難民キャンプまで歩いて行きました。
難民キャンプの人々は非常にフレンドリーで、写真をとろうとすると笑顔で応え、興味深げに話し掛け、ちょっと話し込んだら家に招待してくれました。
家の中は結構広めな空間に、チベタンな模様の布をかけたソファーが置いてあり、そこでチベットミルクティーを頂きました。
おそらくやぎのミルクが入っているのでしょう、ちょっと塩分を感じるミルクティーで癖はありますが、美味しかったです。ただ、それはチベタンの家というスパイスが効いているからかもしれません。東京でのんだら、その魔力は薄れてしまうかも。ちょっといんちきなグルメ論ですね。はい。
夜はスコールにあい、チベタン料理のレストランでAさんと夕食。
彼女は明日から始まる「世界旅行社」のツアーに戦々恐々です。また、この人は面白い経歴を持っている人で、船乗りの専門学校にいっていたそうです。帆船の日本丸という有名な船がありますが、それに乗り込み、1年くらいの航海に出たとのこと。
当然そこで巻き起こる男女の恋愛事情、たまにある上陸日にレンタカーを借りて、男女二人でどこに行くかってそんなの決まってるじゃん、ねえ、といった感じ。
Aさんは名古屋人なのですが、言うには、「名古屋の女の子はみんな軽い。いい男を漁ってる」って、ほんとなんでしょうか。でも、Aさんは清楚できれいな人でした。ちょっとしたフォローですが。明日からのトレッキング(行程を見ると、完全に登山ですが)がんばって下さい。