女の敵と武器

ちょっと前のニュースだが、ドイツで非常に興味深い実験が行われた。
老人学を専門とするウェザビー博士が、男性200人を半分に分け、片方の100人には女性の乳房を毎日一回凝視させ、もう100人には一切女性の乳房を見せないように監視した。実験期間は、なんと5年間である。
結果、乳房を見ていた男性は、みるみる活力を取り戻し、容貌も若返った。方や、乳房から隔離された男性は、活力が失われ、より老け込んでいった。博士は、「男性が女性の乳房を一日に数分間見るだけで、脳卒中や心臓発作の危険は半減し、寿命が5年は伸びる」と語った。
また、ウェザビー博士は抜け目のない人で、同時に、乳房を見られる女性のデータもとっていた。
この実験に協力してくれた女性は、博士のゼミの学生(!)8人で、その全てにおいてバストアップ効果があったとの事である。にもかかわらず、ウェストが細くなる等のダイエット効果も認められ、6ヶ月間での平均体重減少率は5.4%にもなった。これは、50kgの女性が47.3kgになるという事で、6ヶ月という期間を考えれば、相当効率のいいダイエットではなかろうか。
博士によれば、乳房を凝視される事により、女性の体内ではソウハレーコ酵素ドーパミンの一種)の生成が活発となり、バストアップに効果を発揮しているとの事。これは12〜14歳くらいの女性で多く生成される成分で、乳腺の発達に大きな影響を与えるとともに筋肉組織の生成を助長し、基礎代謝を上げる効果がある。ただ、16歳以降はほとんど分泌されなくなってしまう。
「私たちは男女の経験の中で、乳房を揉まれると大きくなる、というのを知っていますが、これはソウハレーコの影響だと考えます」と博士は語る。
博士はその後の研究の中で、ソウハレーコと非常に似通った成分をフランス海洋松の樹液に見つけ、純度の高いサプリメントとしての開発を続けている。
※純度は低いながら、ソウハレーコを含むものとして、ピクノジェノールというサプリメントが販売されている。
博士は「ダイエットとバストアップに効果のある成分を、出来るだけ早く開発したいと思っています。待ちきれない方に、ひとついい事をお教えしますよ。ソウハレーコは、日常的に逆立ちをする事で多少の分泌が行われる事が分かっています。せっかくなので、ソウハレーコと書かれた紙を見ながら逆立ちすれば、潜在意識への働きかけにもなっていいのではないでしょうか」と語っている。
今後の博士の活動に期待したい。